お宮参りとお食い初めは同時でもいいの?

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お宮参りとお食い初めは同時でもいいの?答え「はい」
お宮参りとお食い初めは同時でもいいの?
  • お宮参りとお食い初めって一緒にやってもいいの?
  • お宮参りとお食い初めの違いってなに?
  • みんなどうしてるのか知りたい

という悩みにお答えます。

お宮参りとお食い初めは同時でもいいの?答え「はい」

お宮参りとお食い初めは同時でもいいの?答え「はい」

結論から言うと、できれば別に行った方がいいけど、場合によってはお宮参りとお食い初めを同時にやっても良いです。

遠方の祖父母に何度も足を運んでもらうのは申し訳ない

最近では、お宮参りとお食い初めの2つの行事を同時に行うことが増えてきています。その背景を説明します。

核家族が増えてきて、祖父母が遠方に住んでいるケースが多いということが言えます。そうすると、お宮参りの時に遠方から足を運んでもらので、またお食い初めの時に足を運んでもらうのは申し訳無い。という判断から、お宮参りをした時のお食事会で、お食い初めの儀式をやってしまう。というケースが増えています。

僕はフォトグラファーもしており、お宮参りなど100件以上の写真を撮ってきました。過去の経験からも、お宮参りをした後にお店に移動してお食い初め撮影をした。という経験が何回もあります。

お宮参りのタイミングが遅くなってしまった

次に多いのが、お宮参りのタイミングが遅くなってしまった時に次に行うお食い初めの日程に近いので、まとめてお食い初めをやったというケースです。

こういう場合には、無理して別日に行事を行う必要は無いと思います。

お宮参りとお食い初めの日程は?

お宮参りとお食い初めの日程は?

お宮参り行くと良いとされている日にちですが、実は男の子と女の子では日にちが違うんです。知っていましたか?

  • お宮参りは、男の子は生後31日。女の子は生後32日に行くと良いそうです。
  • お食い初めは生後100日に行事を行います。(お食い初めは、性別違いは特に無いです)

お宮参りの行事の目的

お宮参りの行事の目的

お宮参りの目的は、その土地の氏神さま(産土神)に奉告し、氏子として仲間入りする儀式です。

簡単に言うと、健やかな成長を願い、神社などに出向いて参拝やご祈祷をしてもらう行事のことを言います。

お宮参りの流れや服装・初穂料・注意点について細かく過去記事にまとめていますので、よければ見てください。

お食い初めの行事の目的

お食い初めの行事の目的

お食い初めとは、別名「百日祝い」とも呼ばれたりしますが、お食い初めの目的は、赤ちゃんが一生食べ物に困らないように!という願いを込めた行事なのです。

赤ちゃんに食べさせる真似をする行事です。

日にちが100日前後に行うという習わしなのですが、なぜ100日かというと、歯が生え始めてくる頃という事です。

食事には歯が大切なので、その歯が生え始める頃を狙ってお食い初めを行うのが良いとされています。

お宮参りとお食い初めは、できれば別の日程で行事をしたほうが良い

とは言え、本来の目的から考えると、それぞれ別々に設定されている習わしで行事をした方が良いですね。

お食い初めとお宮参りの目的が違う

上記でも説明した通り、お食い初め本来の目的は、赤ちゃんが食べ物で一生困らないように祈願する為の行事で、歯が生えはじめの頃に100日という明確な理由が昔からあるので、できればお食い初めはお食い初めとして、生後100日経った頃に行ったほうが良いです。

赤ちゃんの負担が大きい

1日に2つの行事を行うのは、赤ちゃんにはさすがに負担が大きいです。

twitterやブログなどで調べるとわかりますが、負担が大きかったかなーと反省されているご家族の声が多くあるのが分かると思います。

お宮参りでは、はじめて外に出る行事でぐったりのはずです。それに加えてお食い初めでもはじめての行事は負担がかかってしまうのはイメージできるかと思います。

されるがままで、何をしているのか赤ちゃんには分からないと思いますが、生まれてからそれまで寝ていただけなのに、いきなり2つの行事は可愛そうですね。

やむを得ずお宮参りとお食い初めを同時にやる場合

先にも書いた通り、遠方のご両親の為や、お宮参りが生後100日に近くなってしまった場合など、そういう時には無理して別々の日に行事をする必要も無いと思います。

昔と違い、そういう行事も現代にあった形で行われつつあるのも事実で、多くなっています。

お食い初めを同時にする時の補足情報

お宮参りとお食い初めは服装が異なります

気を使うご家庭も少なくなってきてはいますが、習わしからすると、お宮参りの服装とお食い初めの時の服装がこなります。

お食い初めをするまでは、白い服装がメインだったのに対して、お食い初めの時にはじめて「色直し式」といい、色付きの小袖を着る儀式をするそうです。

なので、お宮参りの時は、白い服を着た赤ちゃんが多いんですね。

気にするかしないかは、ご両親次第になりますので、ご家族の中で相談して当日を迎えた方がいいですね。

お食い初めに用意するもの

歯固めの石
丈夫な歯になるように願う「歯固め」という儀式があります。お宮参りの時に神社からもらうのが一般的なので、可能であればお宮参りをする時、神社に声を掛けて歯固め用の石をいただけますか?と聞くと良いでしょう。もらえない時には、河原等で拾った石でもよいそうです。

外でお食事をする際

お宮参り後に、お店でお食事をする際に前もって予約をすると思うのですが、その時に「お食い初め用の料理をお願いします」というようにお願いしておくと、一式揃えて出してくれます。

用意ができないお店も多々あるので、希望するお店に前もって電話で聞いてみましょう。

ご自宅で、お食事会やお食い初めをする場合には、

お食い初め用のセットを購入しておいても良いかもしれません。あまり知られていませんが、男の子と女の子で食器が微妙に異なります。

また用意する食べ物や、食べさせる真似をする順番も決まっています。お食い初めセットを注文しておけば、そういった説明も入っていて習わしに従い行事ができるのでおすすめです。

みんなはどうしてるの?

お宮参りとお食い初めみんなはどうしてるの?

お宮参りとお食い初めを一緒にやっている方

お食い初めは別日にしている方

まとめ:最近はお宮参りとお食い初めを一緒にやるご家庭が増えてきている

最近の動向を見ていると、一緒にやっちゃった方が楽という理由からか、まとめてお宮参りとお食い初めをされるご家庭が増えてきていますね。

時には昔ながらの習わしも重んじたいですが、母子ともに元気にお祝いごとができる事が大切なので、無理せずできる時にやれれば良いと思います。

COMA

COMA

WEB業界歴17年のブロガーです。

WEB制作の企業に3社勤めた後に独立。現在はフリーランスとして生計を立てています。

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