お宮参りはいつ?準備と当日の流れを説明します【実体験】

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先日、息子の初宮参りに行ってきました。両家の親にも出席してもらい、天気にも恵まれとてもよい1日でした。

お宮参りは生後はじめてのお祝い行事ですね。生まれてきた我が子の安全・健康を願い、祈る行事ですね。はじめて出産された方は、お宮参りをどうやったら良いのか、いつやったら良いのか。など分からないと思います。

僕もそうでした。いろいろと調べるのが大変ですよね。そんな方々の為に、初宮参りを行うにあたっての流れとみなさんが疑問視する部分を書いていこうと思います。

お宮参りってどういう行事?

住まいの土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんの誕生を報告し、健康と成長を願う行事です。

昔は、氏神さまに新しい氏子(うじこ)として神さまの祝福をうける行事とお産の忌明けの儀式の意味合いもありました。

現在では無事に生まれた感謝の意と健やかな成長を願う行事となっています。

お宮参りって言い方がいろいろあるけど、何が違うの?

そういえばお宮参りとかお宮詣り、または初宮参りという言い方があるようですが、それぞれ何がどう違うのでしょうか?

初宮参り / 初宮詣

初宮参り(はつみやまいり)とは、赤ちゃんが無事に生誕1か月目を迎えたことを産土神に感謝して報告する行事である。 宮詣(はつみやもうで)とも。

とWikipediaに書かれています。

「参る」・「詣で」の違いとは?

  • 参るとは… 到着(帰着)点を価値が高い・大切・貴重と認めた場合の移動を言う語。
  • 詣でるとは… 神社・寺などに参拝する。

ということなので、気持ちの問題でしょうか。参るという言葉の方が、神社という大切(貴重)な場所へ行き、1ヶ月目を無事に迎えた事を感謝して報告する行事という事なのですね。

単純に参拝するというのとは気持ちのあり方が違うということですね。

今の時代では両者とも意味合いは同じとして使われていますが、字にするとお宮詣りではなくお宮参りと言うことが多く、上記の通り「参り」の方を使いたいですね。

初宮参りとお宮参りの違いは?

初が付くのと付かないのは、そのままで「初」かどうか。という事になりますが、現代では初めてでも「初」を付けづにお宮参りと言う言い方が主流となっているようです。

地域によっては初宮参りと言われているところもあるようです。

お宮参りはいつ頃(時期)にいけばいいの?

これも地域によってお宮参りの日は違うのですが、一般的に男児は生後31日、女児は33日経過したら行うと言われていますが、生後100日の頃に行う地域などもあり、時期は様々に違ってきます。

ご家族や祖父母の都合なども有ると思うので、31日〜100日の間に行う方が多いようです。

実際僕達もそこまで日にちは気にせず、皆の都合が合う日程を調整しお宮参りをしました。

六曜は気にした方がいいの?

六曜は気にする方は少ないのですが、仏滅などは避けたいのが正直なところですよね。ご両親はそんな六曜なんて…と思うかもしれませんが、祖父母の年代の方々六曜を気にする方が多いので、一度相談しながら日程を決めることも大切かと思います。

過去に日程の決め方についてまとめていますので、ご覧ください。

産着(祝い着)は必要?購入しないといけないの?

実体験として、妻は里帰り出産をして産後1ヶ月ちょっと実家でゆっくりしていたり、忙しくお宮参りのことなどすっかり忘れ、貸し衣裳屋さんに行くこともできなく、日だけが経っていました…

母にお宮参りのことを言われ慌て、娘の時も産着を着せたので息子も同じようにしてあげなくてはと思い、調べ始めました。

でも衣装選びに行く時間も取れなかったので僕達家族はネットレンタルを考えました。

例えば、今はネットで安く産着(祝い着)のレンタルを行っている会社もありますし、フォトスタジオで撮影をすると産着(祝い着)を無料で貸し出してくれるというサービスもあったりします。

地域によって異なると思うので、写真を撮られる方は、近くのフォトスタジオで調べてみると良いと思います。

ちなみに、お宮参りで使う産着(祝い着)は本来は、「母方のご両親が購入するというのが通例」の様ですが、地域によってや、ご家族の考え方によって大きくことなるそうです。

産着レンタルのホームページ

産着を買うのはもったいない!と僕も思うのですが、今ではこんなに安くレンタルしてくれるの?とビックリする価格です。

オススメの着物(産着)レンタルサイトを紹介します。

産着レンタルのホームページ

 

産着レンタルのホームページ

 

 

僕達家族は、フォトスタジオに行かなかったので、ネットで産着(祝い着)をレンタルしました。種類も豊富で、レンタル代も5,000円〜10,000円程で手頃な価格で借りることが出来ます。

お宮参り産着セット

産着(祝い着)だけではなく、お宮参りを想定としたレンタルになっていて、産着(祝い着)・下着(襦袢)・よだれかけ・帽子・お守りがセットになっています。送料も往復分無料で安心して使えます。産着(祝い着)レンタルの場合は、1ヶ月前〜3ヶ月前には予約しておくことをオススメします。

産着の購入を検討しているなら

やっぱり、可愛い我が子の為に、はじめての行事だし産着は購入してあげたい!と、そういう思いのご両親、またはおじいちゃんおばあちゃんもいるかと思います。

購入でも15,000円〜と意外とお手頃価格であるんですね。手の届く価格でした。

購入した場合、少し手直しは必要になりますが、七五三の着物として使われる方もいるようです。そういう使い方も良いですね♪

産着の購入
あこがれゆめ

娘の時に利用した貸し衣裳屋さんとネットレンタルの違い

上の子の時は近くにある貸衣装屋さんの衣装をレンタルをしたのですが、今回はレンタルを使ってみたので、比較してみました。

<貸し衣裳屋>

・衣裳を試着できる。
・衣裳を借りることで写真館での撮影付き。
(どちらかというと写真を撮ってくれれば衣装を貸しますよという印象)
・金額が高い

<ネットレンタル>

・衣裳合わせや撮影はない
・お店に出向かなくていい
・種類が多くリーズナブル

上の子の時は貸し衣裳屋さんでレンタルして写真館で写真を撮りましたが、後日アルバムを見るかというと、クローゼットにしまいっぱなし。いい記念にはなりますけどね。

趣味が写真撮影なので、今回は写真館での写真はなくてもいいかということになり、ネットレンタルにしてみました。
見ていたサイトは、産着の全体写真だけでなく、拡大写真も載せてあって見やすかったです。

でも、ネットの写真と実物の色が多少違ったりすることもあるのかな?と少し不安もありましたが、なんせ貸衣裳屋さんに行く時間がなかったので柄を選び日にちを選択し注文完了!

使用する2日前には衣装が届きました。当日まで時間があった為、気付けの方法など確認できとても安心しました!

バッグを開けて衣装を見てみると、ネットの写真通りカッコいい産着でした。産着をハンガーにかけ、柄を見ましたが、やっぱりカッコいい!普段、着物を着たり見たりする機会が全くないので特別な感じがするし嬉しいですね♪

バッグの中には着物用ハンガー・産着・肌着・お守り・帽子・よだれかけ・産着の着せ方たたみ方の紙が入っていました。返却は利用日の翌日の午前にクロネコヤマトに持っていくだけで完了!

荷物の集荷サービスもあるみたいでしたが、電話して自動音声案内になり、もし来てもらえなかったらと不安になってしまい、直接クロネコヤマトに持ち込みました。

結論!ネットレンタルで十分!と思いました!

お宮参りの赤ちゃんの服装は?

赤ちゃんの服装は、最近ではベビードレスを着せる場合が多いようです。普段着でももちろん構わないのですが、せっかくの行事ということで、セレモニードレス(ベビードレス)を着せる方が圧倒的に多い様です。

僕の子供も西松屋で1500円程で買ったベビードレスを着せてお宮参りに行きました。

ほぼ終始、産着(祝い着)を羽織るのですが、夏は蒸れ暑くなってしまうと思うので、生地が薄く発汗性の良いベビードレスを着せてあげる必要がありますね。冬は寒いので、さすがにベビードレスだけでは寒くて可哀想なので、普段着でも構いません。

地域によって、暑さや寒さも異なるので、ご両親が適切な格好をさせてあげる必要があります。

産着(祝い着)の着方は?

産着の気付け方法ってどうやるの?と調べていた所、愛知県にある伊奴(いぬ)神社のホームページで、分かりやすい気付け方法を説明されていますので紹介します。

1.前もってしつけ糸を外しておきます。
襦袢がある場合は着物と重ね、袖振りも通して広げておきます。

2.着物の紐を袖の中へ通します。

3.袖山に沿うよう紐を引きます。

4.背中の柄が綺麗に見えるようにしましょう。

5.赤ちゃんはできるだけ正面を向くように抱き、お着物の紐と袖を一緒に持って、お着物をお子さまと反対側の肩にかけるようにします。

6.肩の後ろあたりでちょうちょ結びをして完成です。

7.末広や張子の犬などは着物の紐で結び、背中にくるようお飾りください。

※引用:伊奴(いぬ)神社

産着の気付け方法を「ララプリマドンナ」という会社が動画で紹介してくれていました。

母親(ママ)の服装は?

お宮参りの母親(ママ)の服装は?お宮参りの母親(ママ)の服装というものは赤ちゃんの服装に合わせて決めるのが古くからの決まりということです。

例えば、赤ちゃんが和装の祝い着を羽織る場合には、母親も和装に。赤ちゃんがベビードレスなどの洋装を着る場合には、母親も洋装にするという感じですね。

ですが、近年は赤ちゃんが着物を羽織っていても母親は着物を着るという風習は薄れていて、赤ちゃんは和装だけど母親はフォーマルな格好をするお宮参りの形が主流となっているようです。

昔からの習わしにそって行事を行う事もいいですが、母親は赤ちゃんを産んでから間もないので、無理はせず、体調と相談しながら服装を決めるといいですね。

これはNGという格好

誰が見ても落ち着いていないという格好は神社には不釣り合いですね。ジーンズやシャツ、サンダル、ハイヒールと言ったラフすぎる格好もNGとされています。

また、派手な格好や露出度が高い服装も控えた方が良いでしょう。あくまでも赤ちゃんがメインの行事なので赤ちゃんよりも目立ってしまう格好はやめておきましょう。

お宮参りの抱っこは誰がするのが正解?

お宮参りの際、抱っこは誰がするのか良いか、詳しく記事にまとめました。是非読んでみてください。

小さいお子様のイベントを中心とした写真撮影を行うフォトグラファーの僕が今まで100件以上撮影をしてきた経験を元に説明しています。

これからお宮参りをされる方のためになるはずです。

初穂料(ご祈祷料)はどのくらい?

初穂料は、おおよそ5,000円〜15,000円が相場となっていますが、神社によってはホームページに予め、安産祈願はいくらですよ。という表記がされている場合もありますので、ホームページで確認後、ご用意された方が良いと思います。

神社によっては、ランクを設けており、5,000円の場合は、紙神札、お守り、御神酒、腹帯を授与。10,000円の場合は紙神札が木神札になったり、箱神札になったりと様々なようです。

また、初穂料は必ずしも新札でなくてはいけないという事はありません。
ですが神様への奉納金はきれいな方が良いという考えから必ず新札を入れる方も少なくないようです。あまりにも汚れたお札は控える様にした方がいいですね。

初穂料ってなに?

初穂料とは、神社での祭祀、祝詞、お祓いなどの謝礼の表書きとして用いる言葉で、安産祈願の時にお支払いするお金の事を初穂料という訳ではありません。

初穂と書くので気づくかもしれませんが、その年最初に実った稲穂や穀物、野菜などを指す言葉で、それらのものを神仏などに捧げた事が由来となっているようです。

お宮参り後の食事はみんなどうしてるの?その費用は誰もち?

お宮参り後の食事はみんなどうしてるの?その費用は誰もち?

お宮参り後に食事会を行うご家族は約90%いるそうです。

その内、外で食事をするのが60%。残りの30%が自宅にて食事会を行っているようなのですが、僕は1周間前にお店に何日の何時頃に何名で!という様に予約しました。

全体の90%の方々が食事会をされているように、せっかく集まるのであれば記念としてゆっくりと食事をしながら、お酒を交わしてご両親同士の交流も深めてもらいたいものですよね。

食事会の料理代は、一般的にご両親が持つ事が多いようです。我が子の赤ちゃんの為に、ご足労掛けたご両家祖父母に感謝の意を込めて、食事代は出しましょう。

もちろん、食事代を出したいと言われる祖父母もいらっしゃると思いますので、その時は気持ちよく甘えちゃいましょう。

写真は出張撮影がオススメ!

お宮参りの写真は出張撮影がオススメ!

いつも、僕か妻がカメラ係になるので、あとで写真を見てもどちらかが全然写ってなかったりでとっても残念…両家が揃うしやっぱり集合写真は欲しいですよね?

でもお参りに来てた他人に何枚も写真をお願いすることもできないし、三脚を立ててタイマーで撮るにも時間がかかるし。

ということで、せっかくなので出張撮影に依頼して写真をたくさん撮ってもらいました。
自然体からポーズをとってる姿までいろいろ撮ってもらいました。

普段、自分たちでは撮らないアングルから撮ってくれたりと、とても満足できました。金額も30分6,000円とこれまたリーズナブルでした!写真のデータもすべて頂けるという点も嬉しかったですね

静岡県内の方でしたら、
SHIMAFOTOさんがお得:http://www.photoservice.biz/

静岡県外の方でしたら、
自然でオシャレな出張撮影、一律料金で嬉しいデータ受取り【fotowa】がおすすめです。
出張撮影費用19,800円~カメラマンが来てくれて撮影してくれます。

印刷はしまうまプリントでお得に!

お宮参りの印刷はしまうまプリントでお得に!

出張撮影の写真データをもらい、いざ写真選びをしたら自分用と両家分、あれもこれもと気がつけば印刷したい写真は600枚以上に…^^;

自分の家で印刷するにも手のかかる子供達がいてゆっくり印刷もできないし、インクも大量に使うし、かと言って近くのカメラ屋に印刷を頼むと1枚の単価が高いし。そこでネット印刷!今回『しまうまプリント』にお願いしました。

僕が印刷した時は、なんとL版1枚6円‼︎安い!お財布に優しくありがたいです!

皆さん注文の仕方はそれぞれだと思うんですが、僕の注文の仕方をちょっと紹介しますね。
1.フォルダを作る
2.印刷したい写真をフォルダにコピー
3.複数枚印刷したい写真をフォルダ内でさらにコピーする
4.写真用紙を選択
5.住所氏名支払い方法など入力
6.しまうまプリントのサイトにアップロード
7.金額など確認して注文完了

ポイントは3番目!
全体の注文枚数が20枚や30枚と少なければ枚数変更も楽かもしれませんが、アップロードした600枚以上ある写真の中から、また探しながらこれは2枚これは3枚…と変更していくと時間がかかってしまいます。

事前に写真を選んでフォルダにコピーする際に複数欲しい写真をコピーしておけば、アップロードした時に全て数量は1枚であとは注文ボタンを押すだけになるのでとっても楽です♪

と、まぁこんな感じでアップロードがラクだったのでよかったら皆さんもやってみてください。

まとめ

僕の経験をもとに書いてみましたが、参考になってくれれば嬉しいです。お宮参りは赤ちゃんにとって初めての行事なのでしっかり、神様に健やかに成長できますように!とお祈りをしてきましょう。

COMA

COMA

WEB業界歴17年のブロガーです。

WEB制作の企業に3社勤めた後に独立。現在はフリーランスとして生計を立てています。

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