3ヶ月の息子が今流行りのRSウイルスに掛かって入院する事態になってしまったので記事にしてみたいと思います。
結論から言うと、風邪かもしれない。RSウイルスかもしれない。と思ったら、とりあえず今すぐ小児科で受診するように行動しましょう!
2歳未満のお子さんがいるご家族の方、注意してくださいね。
目次
RSウイルスって何?
という訳で、今流行りのRSウイルスに、感染してしまった訳ですが、流石僕の子。流行りには敏感なんですね!!
という冗談も言えるのも、無事に退院出来たからなんですが…..
入院中に病室でいろいろ調べて見たら、怖い怖い。
RSウイルスを知らない大人は7割もいるそうです。僕も赤ちゃんがRSウイルスに感染したので初めて知った訳なのですが、RSウイルスを知らないと、子供が可哀想なので、記事にする事で知ってくれる人が増えたら良いなと思ってます。
で、問題のRSウイルスとは!?
Respiratory syncytial virus(RSV)の略で風邪に似た症状を伴う呼吸器感染症を引き起こすウイルスということです。名前の通りに、呼吸器に感染するウイルスで重症化し最悪の場合は死に至るケースも有るということです。
1才未満の乳児・新生児が感染し重症化してしまった場合の死亡率は、インフルエンザよりも高いと言われています。とってもとっても怖いのです。なので、生後3ヶ月はなるべく外に出ないようにねって言われるんですね。
感染力は非常に高く、飛沫感染のみでなく、接触感染によっても感染します。特に生後6か月未満の乳幼児や、早産児、心臓や肺に基礎疾患のある子供は、重症化のリスクが高いと言われています。
潜伏期間と症状は?
RSウイルスの潜伏期間は2~6日間と言われています。
特に、下記の症状が出ます。
- 咳、痰、鼻水。
- 38℃台の発熱。
風邪と非常に似た症状で判断し難いのですが、
- 咳がひどい
- 呼吸時にゼーゼーと音がする
- 痰がつまる
- 呼吸が荒くなったり、呼吸回数が増える
これらの症状が出てきたら特に注意が必要です。見ているだけで辛そうです。
我が家のあかちゃんがRSウイルスに掛かった時の症状は…
3日間ほど、風邪の様な症状が見られました。微熱(37.5度程度)で鼻水がひたすら出ている状態です。
だんだんと呼吸が苦しそうな感じに
時間が経つにつれ、鼻水が喉に入ってしまったような、痰が絡んだような症状となり、ひどくなっていきました。
病院にも連れて行ったのですが、誤って内科に連れて行ってしまいました。内科でもらった薬を飲ませても治らず、呼吸が苦しそになってきたので、そこではじめて小児科に連れて行きました。
はじめから専門医の小児科へ連れて行くべきでした。その小児科で先生の判断ですぐ入院しましょう。ということになり、市内の総合病院へその日に入院となりました。
RSウイルスは空気感染は無いということですが、接触感染や飛沫感染の2次感染確率が高いので、誰かが風邪を引いた場合にはマスクや手洗い、うがいなどを徹底し接触感染や飛沫感染を防ぐ対策をしましょう。
小児科に行くまでは、本当につらそうだったので、夜中も気にしながら、鼻水の吸引器を使っていました。すごく嫌がって可哀想ですが、吸引した後は、すごい楽になったのか鼻の通りがよくなりぐっすり寝ていました。と言っても一時的な対応策でしかないのです。またすぐに詰まります。
いざというときに、吸引器があるととても助かります。高いものでもないので、赤ちゃんが生まれたら購入を激しくオススメします。
なぜRSウイルスにかかってしまったのか?
予測でしかありませんが、我が家の場合は、上の子(2才)が風邪を引いていて治りかけだったので、自由に遊ばせていたところ、下の子(赤ちゃん)に飛沫感染してしまったのではいかと予想されます。
RSウイルスにかかりやすい年齢は?
RSウイルスにかかりやすい年齢は、生後6ヶ月未満の乳幼児です。
RSウイルスは、2才までにほぼ100%の子が掛かっていると言われています。幼児や大人の場合はRSウイルスは感染しても免疫が付いているので風邪のような症状で終わってしまう為、RS感染していると気づかずに、新生児、乳児に感染させてしまうという事が多いようです。
生後3ヶ月ほどは、母親の抗体菌も体内にあると言われていますが、その抗体菌でさえ意味をなさず感染してしまうのがRSウイルスの特徴です。怖いですね。
新生児・乳児がRSウイルスに感染する多くの場合は第2子で、上にお兄ちゃん・お姉ちゃんがいるということです。
感染しないための対策は?
家族が風邪っぽいな。と思ったら家族全員手洗いうがいを徹底しましょう。これはRSウイルスに限ったことではなく、普通の風邪やインフルエンザに感染しない為の対策でもあるので、秋〜冬は必須な行動と言っても過言ではありませんね。
子供が生まれ、手洗いうがいの必要性を改めて痛感しました。
まとめ
- 小児科へ連れて行くこと!
- 安心料と思って様子を見ずにすぐ病院へ!
- 赤ちゃん以外に子供がいる場合は、飛沫感染はもちろん接触感染にも十分気をつける。
- 手洗いうがいは必須!
RSウイルスは早めの対応が鍵です。重症化する前に病院に連れて行き処方してもらいましょう。自治体によってですが、我が子の場合は、1週間入院しましたが、入院費用や薬代は一切掛からず、タダで退院できました。明細を見せてもらいましたが、21万掛かる程の額でした。それがゼロなんて素晴らしい!子供に優しい市(自治体)で良かった♪
それに、子供が生まれてからすぐに保険に入っていたので、1日5,000円 x 7日 + 15,000円 = 50,000円を保険会社からもらうことが出来ました(アハ…
入院中頑張った子供に何か買ってあげようと思います♪
※厚生労働省からもRSウイルス感染症Q&Aが発表されています。気になる方は見ておいてくださいね。